二代目、『20年目の、覚悟。』

2023.02.01


平素は、当社をご愛顧を賜り誠に有難うございます。
私ごとになりますが、初代から私が引き継いだのは、当時34歳でした。
 本当に月日が流れるのは、かなり早く、ふと気づけば現在53歳となり、2月末の決算で満19年を終え、3月より節目となる20年目を迎えることとなります。
 これでようやく、私も『経営者』としての20歳(成人)を迎えられるのかな?・・・。と、思ったりもしております。
 当時、従業員は大先輩ばかりの中、二代目として引き継ぎ、以来、『がむしゃら』ただ、ただ前ばかりを見て『追いつき、追い越せ』の気持ちで突き進んで参りました。
 当時は、本当に経営面では、右も左も分らない状態であらゆる面で、いわゆる『難儀なこと』に絶えず、体当たりでチャレンジして参りました。
 若いころは、二代目は、必ず初代の『思い』であるとか『方針』を守って行き、次の世代に渡すことが役目だと当然のように思い、『初代と同じカラー』で行くことが当然であると私も思っておりました。
 その思いだけで、この19年突き進んで参りました。
 特に今年の19年目は、『入院』を含め本当に例年に無い、多くのことが起きました。
 しかし、本当に偶然にも、色々な方と巡り合うことも出来ました。例年に無い、良縁を頂き、深く感謝しております。
 私は、この19年を終える直前でこれまでにない、時代の流れと共に『シフトチェンジ』をさせて頂きます。
  初代が常に口にしておりました。
   ①『働く』とは、はた(他人)を楽に、快適にしてあげること。 
   ②『儲かる』とは、常に自分の信者を増やすこと。
   ③工事の際は、『自分の家』だと思って、常に相手の立場になること。
   ④経営者は、鵜飼の鵜匠のような『コントローラー』(総指揮者)になること。
 を私も、経営者として、深く刻み込み、これまでの二代目の当たり前とされる色々な面からの脱却及びしがらみからの脱却を念頭に置き、今後は新たな姿勢で邁進して参ります。
  『二代目の守り』は、私たちの業界では、ある意味、衰退を意味しているのかもしれません。
  常に、色々な新鮮な思考を持ちながら、『皆様の快適づくり×環境改良』を強く推進して参ります。
   今後とも、皆様の変わらぬお力添えを引き続き賜ります様宜しくお願い申し上げます。
  20年の節目となる年、株式会社明和の第54期は、飛躍できる年になることを願っております。
    どうぞ、この新たなる一年を重ね重ね宜しくお願い申しあげます。      『感 謝。』

                                                                       令和 5年 2月 1日
                                                                       株式会社 明  和
                                                                       代 表   窪田 和彦

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